◇卒業時に付与される学位:高度専門士
「100年に1度の技術革新」とも言われる自動車業界において注目される1級自動車整備士。現代の自動車には欠かせない電子制御技術および、電気自動車やハイブリッド車等「次世代カー」に対応できるエンジニアを育成します。卒業時には大学卒業と同等の学位である「高度専門士」が付与されます。
1級科の修業年限は4年。1級を目指すには2級の国家資格が必要になるため、1・2学年次で2級国家資格を目指します。残りの2年間でさらに高度な整備技術を学びます 。赤門の1級科は少人数制となっており実習車は学生1~2人につき1台。検査の行程なども少人数で繰り返し行うことができ、実践的な技術を身に付ける事ができます。
1級科の特徴のひとつが「インターンシップ」。4年次に必ず実施される授業の一環で、内定を頂いた企業・ディーラーへ赴き、実際の業務を行い整備士としての実践力を身に付けます。また下級生との合同実習等、コミュニケーション能力の向上やリーダシップの育成も普段の授業から行っています。国家試験合格率も毎年高く、就職率は1級科開設以来、整備士・正社員で毎年100%となっています。